
ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生
2015/9/9(水)-12/7(月)
*10/5(月)のみ休館
ウィーン美術史美術館には、オーストリア・ハプスブルク家のコレクションに始まる膨大な数の美術作品が所蔵されています。
その優れたコレクションの中には、ヨーロッパ美術の歴史において最初に自立的な風景画を生みだすことになった17世紀のオランダやフランドルの美術作品をはじめとして、ヨーロッパ各国の魅力的な風景画作品が数多く含まれています。
本展では、ウィーン美術史美術館の所蔵する絵画作品のなかから「風景」に焦点をあてて選んだ約70点の作品により、「聖書」や「神話」の物語の舞台として描かれ、季節の営みや牧歌の主題などと結びつきながら次第に独立したジャンルとして確立されていくヨーロッパにおける風景表現の歩みを、その誕生から展開に至るまで展観していきます。