
《花燃ゆ》
明治維新は この家族から始まった。
明治維新で活躍した志士を育てた吉田松陰。その松陰を育てたのが、杉家の家族たちでした。
松陰の実家である杉家は、父母、三男三女、叔父叔母、祖母が一緒に暮らす大家族で、多い時には11人が小さな家に同居していたと言います。
そして、杉家のすぐそばにあった松下村塾では、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、吉田稔麿ら多くの若者たちが松陰のもとで学び、日夜議論を戦わせていました。
幕末の動乱が激しさを増すなかで、松陰の家族、門弟たちは様々な困難に直面していきます。
しかし、松陰の教えを胸に抱いて、困難にめげず、志を持って常に前を向いて力強く生き抜きました。
「学は人たる所以を学ぶなり」(学問とは、人間とは何かを学ぶものだ)、「志を立ててもって万事の源となす」(志をたてることが、すべての源となる)、「至誠にして動かざるは未だこれ有らざるなり」(誠を尽くせば動かすことができないものはない)など、松陰が門弟たちに語った言葉は、今も私たちの胸に突き刺さる力を持っています。
杉家の四女の文(ふみ)を中心に、ともに困難を乗り越えていった杉家の強い絆と、松陰の志を継いでいった若者たちの青春群像をダイナミックなスケールで描きます。
出演者
井上真央
大沢たかお
伊勢谷友介
高良健吾
東出昌大
原田泰造
優香
瀬戸康史
劇団ひとり
佐藤隆太
要潤
若村麻由美
石丸幹二
津田寛治
本田博太郎
井川遥
伊原剛志
東山紀之
内藤剛志
檀ふみ
奥田瑛二
長塚京三
江守徹
松坂慶子
三田佳子
高橋英樹
北大路欣也
